9.橋口大尉について 10.終戦 11.戦争、回天とは、何だったのか? 12.現代の若い世代へのメッセージ 13.平生町へのメッセージ
「出口のない海」で光工場の中を歩いて回天を見に行くという場面がありますが、そんなことはなかったですね。 工場の中なんて、歩いたことはなかったですね。
ハッチを開けて見せてもらいましたよ。 ゾッとしました。 そうやって回天を見る前の話ですが・・・。 山本さんの一期後輩の方で、私の兄の親友がいました。 その方と親しくしていて、いろんな情報が入りました。 短波放送を聴いたりされていました。 回天には、生還装置や脱出装置があるのかないのかを暗号で交信していました。 それで、「脱出装置はない」という事が分かったのです。 私はそれを聞いて、もうゾッとしました。
予備学生の方は、兵学校出の士官連中には、かなりいじめられていたと思います。 彼らは兵学校で3年から4年、それからしばらくして初めて少尉になれるのに、、予備学生は一年くらいで少尉になったからです。そういう妬みがあったんでしょう。 私たち予科練習生はそこまでいじめられることは無かったですよ。それでも光ではよく殴られましたが・・・。 でも、平生で殴られた記憶は、一度もありません。 その澤村司令と私のお袋は同じ明治32年生まれです。 だから、私たちは司令にしてみれば子供みたいなものですよ。